Basic Hummus - Chickpea Dip
基本のフムス
各ご家庭には定番の作り置きレシピがあると思います。わが家にもいくつかありますが、このフムスも毎週作る定番メニューのひとつです。材料を揃えて、あとはフードプロセッサーにおまかせ。とってもお手軽に作れるうえに、いろんな使い方のできる一品です。
そのまま野菜やクラッカーにつけてディップとして食べたり、マヨネーズの代わりにパンに塗ったり、サラダドレッシングのベースにしたり、ブッダボウルの具材の一つにしたり。すぐに思いつくだけでもこれだけあります。子どもたちがふだん嫌がる野菜も楽しそうにディップして食べるので、わが家の冷蔵庫にはフムスが必ず入っています。
栄養価もなかなか高く、主材料のひよこ豆はタンパク質と食物繊維が豊富で、タヒニ(ごまペースト)からはヘルシーな脂質と必須アミノ酸が摂取できます。レモンにはビタミン、オリーブオイルにはポリフェノールが多く含まれます。手軽に食べれるスナックとして常備しておけば、ついつい食べてしまうエンプティカロリーを回避することもできますよ!
今回はご紹介する基本のフムスは、15年くらい前にギリシャで教わったレシピです。学生時代にフラットメイトだったギリシャ人の友人のママに教えてもらいました。あれから15年も作り続けていますが、飽きのこないレシピです。
地中海周辺のいろんな国で食べられているフムス。真っ青な海と強い日差しが似合うフムスを夏の食卓にぜひ取り入れてみてくださいね。
基本のフムス Basic Hummus
=材料=
(カップはアメリカサイズ使用)
乾燥ひよこ豆 3/4カップ(150g)またはひよこ豆缶 14oz (400g)
タヒニ(ゴマペースト) 4oz (50ml)
水 2fl oz (50ml)
にんにく 2かけ
オリーブオイル 2fl oz (50ml)
レモン果汁 3fl oz (85ml)
塩 小さじ 1 1/2
黒コショウ お好みで
パプリカパウダー、パセリ、ひよこ豆などお好みでトッピングに
=作り方=
乾燥ひよこ豆をたっぷりの水に一晩浸しておく。
浸しておいたひよこ豆を鍋に入れ中火にかける。沸騰させたらアクを取りのぞき、蓋をして弱火でコトコト1時間ほど茹でるたらしっかりと湯切りする。茹で溢れる可能性が高いので大きめの鍋を使うことをお勧めします。
ボウルにタヒニと水を入れしっかり混ぜる。
小さなフライパンに少量の水を入れて潰したにんにくに軽く火を通す。(この工程は省略可)
ひよこ豆をフードプロセッサーにかけて粗めのテクスチャーにしたら、3のタヒニペーストを加えてさらにフードプロセッサーにかける。
フードプロセッサーを回している間に、少しづつレモン果汁を加え、続いてオリーブオイル、塩も順に加える。
味をみて必要なら水と塩を加えて調整する。
=ポイント=
にんにくは生のままでもいいのですが、子供には辛すぎるようなので火を通しています。
タヒニがない場合は、ひまわりの種(大さじ3くらい)を1時間ほどぬるま湯に浸しておいて代用してもいいです。
冷蔵庫で保管すると硬めのテクスチャーになるので、作りたては少し緩いくらいでちょうどいいです。
定番のトッピングにはパプリカパウダー、パセリ、オリーブオイルですが、他にもローストナッツやシードもお勧めです。